全国『安全マップ』コンテストの審査員をしてきました!
セコムの舟生です。
子供の危険回避能力を高める方法の一つとして、子供たちが通う学校周辺や自宅周辺の安全マップの作成ということが各地で盛んに行われるようになりました。
セコムでも、スクールユニフォームの総合メーカーであるオゴー産業様と協力して、今年7月~9月にかけて「全国 『安全マップ』 コンテスト」 を開催し、多数の応募作品が集まりました。
今回は、以前インタビューでご紹介した子どもの危険回避研究所の横矢真理所長とともに、このコンテストの特別審査員として各賞の選考に参加してきましたので、その様子をご報告します。
このコンテストは模造紙に描かれたA部門と、A4サイズの用紙に描かれたB部門の2部門に分かれており、それぞれについて審査を行い、各賞を決定しました。
各審査員とも、それぞれの工夫したポイントに感心したり、驚いたりしながら白熱の議論となり、特にA部門については、結局最優秀作品を一つに絞ることができずに、オゴー賞、危険回避賞、セコム賞の3作品を最優秀賞として選ぶことになりました。
A部門でセコム賞として私が選んだのは、宮崎県延岡市の小学校5年生のグループが作ったマップでした。選考のポイントは、時間帯や曜日、見える角度などによる状況の違いについてよく気付き、なぜその場所が危険なのか、またどこに逃げればよいかなど、よく考えて作られたマップだったことです。
また、B部門でセコム賞に選んだのは広島市の小学4年生の作品で、色シールを使い分け、人目につきにくい場所、110番の家など分かりやすく表記され、色々な危険に気付いていることがポイントとなりました。
最優秀賞、優秀賞の他にも特別賞や佳作など多数選出しましたが、応募されたどの作品にもそれぞれの思いが詰まっており、クラスの仲間や家族、地域のグループなどで協力して作った様子が目に見えるようで、惜しくも選に漏れた作品もまったく甲乙付けがたいものでした。
こういった取組みを通して、子供たちが自分の住む地域を良く知り、身を守る力を付けていくことができるように、オゴー産業様では、来年も継続してこの取組みを続けていく予定です。もちろんセコムとしても積極的に協力していきたいと考えています。
審査結果(オゴー産業様WebSite)
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