ケータイ有害サイトの脅威<その3>~子供を見守る市民ボランティア~
セコムの舟生です。
「~暴走する学校裏サイト~」「~プロフから流出する個人情報~」と題して、お伝えしている「ケータイ有害サイトの脅威」。今回は、その完結編「~子供を見守る市民ボランティア~」をお届けします。
群馬県子どもセーフネットインストラクターであり、中高生のお子さんをお持ちの小川さんと小此木さんに、子供の携帯電話利用についてお話を伺いました。引き続き、群馬大学経済情報学部 大学院 下田博次教授にも同席していただきました。
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ケータイ有害サイトの脅威<その2>~プロフから流出する個人情報~
セコムの舟生です。
前回は、子供たちが作る「学校裏サイト」の陥りやすい問題点についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか? 学校裏サイトは、主にその学校に在学中または卒業生が交流の場としてつくっているもので、小さなお子さんを持つ保護者の皆さんにはピンと来ない話かもしれませんが、決して無関係なことではありません。
お子さんがインターネット機能を使っているときに、偶然アクセスしてしまう可能性はゼロではありませんし、知り合いのお兄さんやお姉さんからこっそり教えてもらって見てしまうことも考えられますが、そこまで親の目を行き届かせるのは困難です。
今回は、子供たちのネット遊び「プロフ」について、引き続き、群馬大学社会情報学部 大学院 下田博次教授のお話を、レポートします。
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ケータイ有害サイトの脅威<その1>~暴走する学校裏サイト~
セコムの舟生です。
みなさんのご家庭では、お子さんに携帯電話を持たせていますか? みなさまから寄せられる“声”や“アンケート”には、携帯電話に関するものが多く寄せられています。
今年の4月にこのブログで行ったアンケートでも、回答を寄せてくださった約7割の保護者の方が、子供に携帯電話を持たせることに「不安を感じている」といった結果がでました。
そこで今回は、子供の携帯電話・インターネット利用の事情に詳しい、群馬大学社会情報学部 大学院 下田博次教授にお話を伺いました。
下田教授は『ケータイ・リテラシー』(NTT出版)などの著書で知られ、子供の携帯電話・インターネット利用とその実態について調査を行い、子供の携帯電話利用に警鐘をならす第一人者です。また、携帯電話やインターネットの有害性、有害サイトから子供を守るために役立つ情報提供を目的としたポータルサイト・ねちずん村の村長さんでもあります。私も今回の対談を通じ、さまざまな勉強をさせていただきました。
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いよいよスタート! キッズデザイン賞 ~後編~
セコムの舟生です。
今回は、前回に引き続き、キッズデザイン協議会の小野裕嗣専務理事と、キッズデザイン賞の審査員をされる産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センターの西田佳史さんにお話をうかがいます。
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■キッズデザイン賞について舟生:キッズデザイン賞の募集対象、募集部門、賞の構成、審査要領等については、協議会のサイトに掲載されていますが、今回初めて選定するということで、賞の選考にあたり自分の中に評価のスケールを持たなければならず、難しいところもあると思いますが、「子供の安全の観点から評価できる」という基準は、もうすでに西田さんご自身の中でお持ちですか?
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いよいよスタート! キッズデザイン賞 ~前編~
セコムの舟生です。
先日、折り畳み式のベビーカーで乳幼児が指を切断した事故が昨年2件相次いで起きていたことが、国民生活センターから公表されました。畳んでいたベビーカーを母親が開く際に子供がフレーム屈折部分に指を挟み、事故になったそうです。
子供がベビーカーに手を挟む事故については、過去にも国民生活センターにたくさんの相談が寄せられているようです。ベビーカーは乳幼児が乗る物ですが、どうしても使うのは“大人である”という意識があるように思います。幼児がシュレッダーに指を入れてしまった事故もそうですが、子供が直接使用するものでなくても“子供目線”で物づくりを行うことの大切さを改めて考えさせられました。
さて今回は、私も理事を務めているキッズデザイン協議会がこの4月から正式にNPO法人として新たにスタートし、いよいよ5月7日からキッズデザイン賞の応募受付も始まることについて、協議会の事務局長を務める小野裕嗣 専務理事と、キッズデザイン賞の審査員をされる産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センターの西田佳史さんに、お話をうかがいます。以前、西田さんには「子供の安全を科学する」でも、お話をいただいています。
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子供の安全を科学する ~産業技術総合研究所の取り組み~
セコムの舟生です。
子供の死亡原因について調べてみると、先天的なものの影響を受ける1歳未満を除くと、1歳から19歳までの死因の第1位は不慮の事故です。「経済産業省の子供の安全への取り組み<その1>」でご紹介した、経済産業省 製造産業局デザイン・人間生活システム政策室 室長補佐 諸永裕一さんとのお話にもありましたが、子供の事故が起きると「子供に注意を向けていなかった親の責任」のほうへ目が向けられがちです。しかし、それでは事故防止の根本的な解決にはなりません。
今回は、事故サーベイランスプロジェクトに携わった研究者、独立行政法人産業技術総合研究所・デジタルヒューマン研究センター 主任研究員 本村陽一さん、人間行動理解チーム長 西田佳史さんにお話を伺います。
経済産業省の子供の安全への取り組み(その2)
セコムの舟生です。
前回から引き続き、経済産業省 製造産業局 デザイン・人間生活システム政策室室長補佐 諸永裕一さんに、経済産業省と子供の安全について伺った内容をレポートします。
前回は、子供の事故はなぜ起こるのか? というテーマで話していただきました。後編の今回は、子供に安全なデザインを実現するためにどのような取り組みを行ってきたのかを、話していただきました。
経済産業省の子供の安全への取り組み(その1)
セコムの舟生です。
悲しいことに、子供の事故があとを絶ちません。そうしたなか、経済産業省が「子供の安全」対策に動き出しています。なぜ、経済産業省が「子供の安全」なのか? 今回は、経済産業省 製造産業局デザイン・人間生活システム政策室 室長補佐 諸永裕一さんにお話を伺ってきました。前編と後編の2回に分けて、そのときの模様をお届けしたいと思います。
前編の今回は、子供の事故はなぜ起こるのか? というテーマで話していただきました。
“行田ピースメーカーズ”の防犯活動<その3> ~防犯活動のポイント~
セコムの舟生です。
“明大前ピースメーカーズ”の吉川英治さんに同行させてもらいながら“行田ピースメーカーズ”にお邪魔して「パトロール体験」「結成のきっかけ」をレポートしてきました。今回は、「住民主導で防犯活動をはじめたい」と考えている方々へのアドバイスをご紹介したいと思います。
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「いつも言っているんですが、まず何でも、一番はじめのスタート時というのは、“0(ゼロ)”の状態。何もないところからはじめるのだから、何をやってもプラスにしかならない。はじめてやるんだから、人目を気にする必要もない。はじめることが大切なんですよ」と吉川さん。“行田ピースメーカーズ”の防犯活動<その2> ~結成のきっかけ~
セコムの舟生です。
前回は、埼玉県行田市に発足した民間自警団“行田ピースメーカーズ”のみなさんに同行し、防犯パトロールを体験させていただいた模様をレポートしました。
さて今回は、行田ピースメーカーズが結成されたきっかけなどについて、ご紹介します。もちろん引き続き“明大前ピースメーカーズ”の吉川英治さんにもお付き合いいただきました。
今回のインタビューに参加してくださったのは、行田市役所に勤務され、行田ピースメーカーズの発起人でもある岡田さん、同じく行田市役所にお勤めの、行田ピースメーカーズ代表の上野さん、馬場さん、西村さんです。