“行田ピースメーカーズ”の防犯活動<その3> ~防犯活動のポイント~
セコムの舟生です。
“明大前ピースメーカーズ”の吉川英治さんに同行させてもらいながら“行田ピースメーカーズ”にお邪魔して「パトロール体験」「結成のきっかけ」をレポートしてきました。今回は、「住民主導で防犯活動をはじめたい」と考えている方々へのアドバイスをご紹介したいと思います。
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「いつも言っているんですが、まず何でも、一番はじめのスタート時というのは、“0(ゼロ)”の状態。何もないところからはじめるのだから、何をやってもプラスにしかならない。はじめてやるんだから、人目を気にする必要もない。はじめることが大切なんですよ」と吉川さん。続いて行田ピースメーカーズの代表である上野さんが「防犯パトロールは、極端に言えば何の技術も必要としません。パトロールをしたいと思った人が1人でも2人でも、街を見守ってあげれば、それはそれで立派な防犯パトロールでしょう? 子供たちの下校時刻に玄関前で外を眺める、玄関前で子供たちを見守る。ここからはじめるといいんじゃないでしょうか? 玄関で靴を履いて一歩外に出る、それがまさに立派な防犯活動のスタートなんですよ。たったそれだけのことからなんです。あまり身構えないで、まずは自分たちのできるところから無理なくはじめる。はじめることが大切なんだと思います」と話してくれました。
まずは、自分たちのできる範囲ではじめてみることがポイントなのですね。
また行田ピースメーカーズ発起人の岡田さんは「我々が子供の頃のように、子供たちが外で安心して遊べるような環境になるといいですよね」と活動に込められた願いを語ってくれました。
子供を巻き込む犯罪の質が昔と比べて大きく変わってきました。たとえば誘拐は、身代金目当てがほとんどだったと思います。
しかし今は犯罪者の目的がお金とは別のところにあるケースも多く、ごく普通の子供が狙われています。だから、自分の子供も危ないんじゃないかと危機感を持つわけです。
また、車社会といわれる現代は、犯罪だけでなく交通事故や自転車での事故もとても心配です。こういった点も含めて、やはり地域の人が子供たちに関心を持って、温かい目で見守ってあげられる地域づくりが必要なのですね。
行田ピースメーカーズのみなさん、吉川さん、今回は取材にご協力いただき、ありがとうございました。まずは、はじめの一歩を踏み出すこと。それが、地域の安心・安全につながるんだ、ということを、行田ピースメーカーズのみなさんや吉川さんとのお話の中で、私は再確認できた気がしました。
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行田ピースメーカーズの活動について3回にわたってお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか? ぜひみなさんの感想をお聞かせください。★お知らせ★
行田ピースメーカーズでは、防犯パトロール以外にもさまざまな取り組みをおこなっています。その一環として、「木下航志ソロ・ライブ」というイベントが開催されるので、ここでご紹介したいと思います。
「木下航志ソロ・ライブ」
日時:2006年7月29日(土)14:00~
場所:行田市商工センターホール(埼玉県)
8歳からストリートライブをはじめた、天才ピアニスト木下航志の清らかな歌声を、親子で聞いてみてはいかがでしょうか?
問い合わせ先:「木下航志Summer Live in Gyoda プロジェクトチーム」岡田宛 048-553-4426
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