子供の防犯Q&A パート1 - みなさんからのご質問にお答えします -
セコムの舟生です。
6月になり、ずいぶん日が長くなりましたね。東京では午後7時頃でも、まだまだ薄明るくて“夕暮れ”といった感じです。
「まだ明るいから」…お子さんの帰宅時間が遅くなってはいませんか?
夏に向かって、ひったくりや路上強盗、痴漢や女性・子供を狙ったわいせつ行為など、路上での犯罪が増えてきます。もう一度、学校から家までと、塾から家までの子供がよく利用する道路の安全性について親子で点検してみてはいかがでしょうか?
さて今回は、子供の防犯について、保護者の方々から多く寄せられる質問にQ&A形式でお答えしていきたいと思います。ぜひ、お役立てください。
【子供の防犯Q&A パート1】
女の子を持つお母さんは、特にこれから増えてくる性犯罪に関わる事件に対して心配をしているようですが、うちの子は男の子なのであまり心配する必要はないですよね?
性犯罪の被害に遭うのは女の子だけではありません
チカンや性犯罪の被害に関して、男の子自身も「自分は男だから、大丈夫!」と思っていることが多く、親の関心も低いように思えます。しかし男の子を狙う性犯罪者もいることを忘れてはいけません。性犯罪の被害に遭うのは女の子だけではないのです。
性犯罪は、男女問わず、その被害による精神的なショックが大きいもの。性犯罪から子供を守るためには、親子でコミュニケーションを取りながら、様子を見て、子供に“性”の問題についてきちんと教えることも大切です。「白いおばけのスー」のような絵本を読み聞かせながら、自然に子供と話題をつくれるとよいですね。
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「知らない人から、物をもらっちゃダメよ!」と注意していたのに、息子が「公園のおじさんからお菓子をもらった」と喜んで帰ってきたので、ちょっとショックでした
「知らない人」とはどういう人かを、具体的に教えてあげる必要があります
よく、「知らない人についていったり、物をもらったりしてはダメよ!」と親は子供に注意を促します。しかし、子供にとっての“知らない人”と大人にとっての“知らない人”が、まったく違う場合があります。公園で遊んでいる子供たちにとって“公園のおじさん”は、公園でよく見かける“知っている人”なのかもしれませんね。子供には、どこまでが“知らない人”なのかを判断するのは難しいものです。お子さんが理解できるよう、できる限り具体的に示してあげることが重要です。また、頭ごなしに叱るのではなく、まずは、お菓子をもらっても食べないで、きちんと親に報告できたことを褒めてあげることも、大切です。
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防犯について、子供と話をしようと思うのですが自信がありません。防犯について、わかりやすく伝えるいい方法はありますか?
あまり肩肘張らず、日ごろからなんでも話し合えるような関係をつくっておくことが大切です。セコムが監修した「防犯絵本」や「防犯DVD」を活用するのもよいでしょう
私がうちの子に防犯についての話をするときは、防犯絵本『白いおばけのスー』やDVDアニメ『Kin-Qキッズ★おたすK隊』が大活躍しています。うまく伝えにくい犯罪の話も絵本やアニメを通して話をすることで、子供もスムーズに受け入れられるようです。
また、このブログの各記事の、冒頭左側におばけのスーの絵が描いてある話題は、親子で一緒に取り組んでほしい記事になっています。ぜひ、利用してくださいね(⌒o⌒)b
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万が一の場合に子供が自分の身を守れる方法を、教えてあげる方法はありますか?
子供たち自ら危険を回避する力を養えるように親子でシミュレーションを行いましょう
子供の防犯に関する社会の意識は非常に高まってきており、防犯ブザーや携帯電話、ココセコムなどの防犯グッズを複数持たせるご家庭も増えています。しかし、「これで防犯に関して完璧!」というわけにはなかなかいきません。
子供を犯罪から守るためには、子供たちが、自ら危険を回避する力を持つことが重要です。いろいろな場面を想定してシミュレーションを行い、何度も練習してみましょう。ポイントは、楽しく行うことです (⌒o⌒)b
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今回は子供の防犯についての質問にお答えしてみましたが、いかがでしたでしょうか? これからも子供の防犯・安全についてのさまざまな情報を発信していきます。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
次回は、6月14日(木)に記事アップ予定です、お楽しみに。
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