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子供にとっての“知らない人”とは、どんな人?:子どもにとっての他人 (2) [1/18]
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みなさんの“声”をご紹介します Part4

セコムの舟生です。

大人の注意ポイントこのところ、子供が巻き込まれる事件が連続して起きていますね。そんなニュースを聞くたびに、悲しい気持ちになるとともに、なんとかしなければという思いでいっぱいになります。

小学校にも、保護者からの防犯に対する問い合わせや要望が増えているようです。このブログのご意見・ご感想募集の専用フォームにも、子供が被害者になってしまう犯罪に対するが多く寄せられています。

>「子供が小学校に通っているが、この社会情勢の中、非常に不安」
>「今は知り合いがそばにいても、決して安全とはいえない」
>「おばけのスーのように、気付いたら、すぐにいなくなってしまう我が子が心配」


…など、みなさんの不安がひしひしと伝わってきます。子供が被害者になる犯罪がニュースで頻繁に流れ、子供を外に出すことへの不安が一層、募っているのだと思います。

たとえ専業主婦のお母さんでも、一日中、自分の子供を見守ってあげるというのは、現実的に不可能なこと。子供たちを守っていくには、学校や地域の人々の協力を得ることが必要です。

そこで今回の「みなさんの“声”をご紹介します」は、みなさんから寄せられた“地域の取り組み”に対するコメントに注目し、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

>「地域密着でなくなったことが、子供が被害者になる事件の原因のひとつだと思う」

とくに集合住宅などでは「隣にどんな人が住んでいるかわからない」「あいさつも交わしたことがない」という方も多いようです。一戸建ての住宅地においても、昔のような“ご近所さん同士のお付き合い”は、少なくなっているのではないでしょうか?

>「地域の繋がりや、ご近所さん同士の付き合いが大切」
>「町ぐるみで防犯意識をもっていきたい」
>「小学生や幼稚園児をねらった犯罪が増えているので、これから親や地域がどのように対策していくかが課題」
>「近所付き合いという関係を築き、お互いに家庭のことを知ってもらうことが大切」
>「子供を守る身近な地域活動は、やはり地域の大人と子供の交流が一番」


…といったご意見のように、問題の解決を他人任せにするのではなく、地域の人たちとの交流の中で、一緒に考えていこうとする姿勢が大切です。

一方で、こんなも寄せられています。

>「知らないおじさんには話し掛けられても無視するようにという世の中。大人のほうも近所の子供たちにあいさつするのに躊躇してしまいます」

いくら“用心”のためとはいえ、「無視する」というのは、子供への教育上よいことだとは言えません。あいさつは、地域の人とのコミュニケーションの第一歩。地域の人とのコミュニケーションが図れなければ、子供の防犯で連携をとることは難しいと思います。

>「地域パトロールのメンバーに加わる予定」
>「小学校のPTA主導で夕方の地域パトロールを行っている」
>「現役を引退した男性の方々で“おやじの会”を結成」


…というように、地域の防犯活動に踏み出された方々もたくさんいらっしゃるようです。せっかくスタートした地域の防犯活動ですから、できるだけ長く続けていきたいもの。そのためには、まず無理をせずにできることを続けていくことが大切です。

地域活動には、ちょっと…」という方も、自分のできることから始めてみればいいのです。

>「まずは、近所の大人たちが子供たちにいつも関心を持って見守る」

…というのように、地域の子供たちに関心を持ってあげることから始めてはいかがでしょうか? そして、もし子供たちが「困っている」「様子がおかしい」などの小さな異変に気付いたときには、地域の大人として手を差しのべてあげる  これも立派な地域活動です。


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