みなさんの“声”をご紹介します Part8
セコムの舟生です。
このブログにはみなさんからたくさんのご意見が寄せられています。
ありがとうございます。
先日お話した「新学期の注意ポイント」という記事にも、次のようなご意見をいただきました。
>「シュレッダー事故について、『“親が目を離したから起きてしまった不慮の事故”と片付けるのではなく、その原因を追究して、事故の起きない製品をつくっていくことが抜本的な事故防止につながる』ということはもちろん賛同できることですが、『親が注意していれば防げた事故でもある』ということはもっと強調すべきではないでしょうか。
安全な商品が広まることは良いことだと思いますが、本来危険なものの危険性に対する感度や警戒心が低下し、危険が表面化したときには致命的な事故につながってくるのではないでしょうか。
『危険を安全に変えていくこと』ばかりでなく『危険を危険として認識すること』も、安全対策として重要であると思います」
おっしゃるとおりです。言葉足らずの部分がありました。
安全な製品への取組みは各企業に課せられた命題ですが、まだまだ潜在的な危険を含んだ製品は無数にあり、我々ユーザーとしてはその危険性(危険となる可能性)を想定しておくことは重要ですね。
「適正に使用」していれば安全ということは、それ以外の使い方をすれば危険となる可能性があるということです。子供は常に想定外の行動をするものです。
特に電気や熱を使う製品、刃物を使う製品、重量のある製品などには注意を払い、子供にしっかりと危険性を教えておくことが事故を防止することになります。
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また以前、ご意見とともにご質問も寄せていただき、できるだけ答えていきたいということをお話しましたが今回、ある読者の方からこのようなご相談をいただきました。>「最近空き巣に入られ、デジカメの写真データの入ったパソコンを盗まれました。当然子供の写真もあるため、通学中に誘拐などされないか心配です。どのような対処法があるのでしょうか?」
お子さんの顔と名前を知られてしまったというケースで、本当に心配ですね。まずは、お子さんに「知らない人にはついて行ってはいけない」ということをしっかりと話してあげてください。
その際には以前このブログでもお話ししたように、「知らない人」の定義をはっきりとしてあげてくださいね。「○○ちゃん」と名前を呼びかけられても、「知ってる人」だとは限らないのです。対応の練習として、以前ご紹介した防犯シミュレーションなども行ってみてください。
それから、できるだけひとりにならないことが大切です。学校からの下校時や遊びに行くときなども必ず友達数人と行動すること、ひとりになりそうなとき、遅くなりそうなときは、連絡して迎えに来てもらうことなどを、再確認しておきましょう。
それから関連する話として、パソコンでデジカメの写真を管理していたり、家族のスケジュールや日記などをつけている方も多いと思いますが、ここでパソコンの管理について、もう一度確認してください。
家庭において盗難防止のためにパソコンをワイヤでがっちり固定したり、データを暗号化したりすることはあまり現実的ではありませんね。そこで最低でも、起動時に一旦、ログインが必要なようにして、家族共有でもいいから、きちんとパスワード管理をすることが大切です。ちょっとしたひと手間ですが、万が一パソコンを盗まれたとしてもすぐにデータにアクセスすることができなくなるので、これが家族の大切な情報を守ることになります。
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みなさんから寄せられた声のなかに、このような声もありました。>「子供の通う小学校では、朝の登校は、通学班で登校。下校時はPTAで子供たちの下校時間に合わせて1時間の防犯パトロールをしているが、子供たちのマナーや危険行為を注意したときの態度の悪さが目立ち、気になると同時に、“家庭でのしつけから防犯ははじまるのではないか”と感じる」
子供が被害者になる事件がたて続けに報道され、学校やPTA、地域の方々が、子供たちの安全を守ろうとする動きが、各地で芽吹いていいます。一方で、そうしたパトロール中に見かける子供たちのマナーの悪さを指摘する声も少なくありません。
コミュニケーションの基本である“あいさつ”をはじめとして、子供のころから地域の方々と触れ合い、お互いに顔見知りの関係を築くことで、「地域の人々に迷惑をかけてはいけない」という意識を子供に持たせることが重要です。そのためにも、コミュニケーションの大切さを親が教えてあげなければなりません。まずは親子できちんとコミュニケーションをとることが大切でしょう。
>「こどもの防犯は地域の大人の連携が一番」
>「地域では小学生の下校時刻になると広報無線が入る」
>「町ぐるみで防犯をする」
…といったような声も、数多くいただいています。
以前、レポートをしました、明大前ピースメーカーズや行田ピースメーカーズなど、地域の人々が子供たちを見守ってくれることは、子供を持つ親として、本当に心強く、ありがたいこと。
行田ピースメーカーズのある行田市では、9月1日から、地域の防犯・火災情報をパソコンや携帯電話にメールで配信する取り組みを始めたようです。こういった地域で子供を守ろうという取り組みが、広がっていくといいですね。
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